9月20日(金)に鶴舞中央図書館でのボランティア活動を行いました。
今回は第3回目の開催となり、8名の奨学生が参加しました。
初回から継続して行なっている学習室の清掃に加え、
新たに2つの活動にも関わらせていただきました。
1つ目は、新聞記事のスクラップです。
インターネットが普及する以前から行われているそうで、
各項目ごとに新聞記事を切り抜き、ファイルに保存するというものです。
自分たちが保存した記事が永久に保存されるということもあり、
やりがいを感じながら作業を進めることができました。
2つ目は、図書館で行われる子供向けのイベントで使用するサンプル作りです。
子供たちが指に絵の具をつけてペタペタと作る吊り下げ式の飾りの見本を作りました。
スタンプ式の塗料を指でつけてカラフルに彩るという単純なものですが、
作る人によって個性が出て面白い仕上がりとなりました。
子供たちが楽しそうに色をつける場面を思い浮かべながらみんなで制作しました。
また、普段は立ち入ることのない書庫も案内していただきました。
名古屋市の全図書館で約300万冊の書籍を保管する中、
鶴舞中央図書館にはおよそ約100万冊が保管されており、
うち閲覧に供用されるものは約30万冊だそうです。
蔵書には雑誌や電話帳を含む書籍や、
一部戦争で消失してしまった尾張藩の書物や記録もあるそうです。
以前は装丁を専門に行う職人さんもおり、
古書の修復なども行われていたそうです。
普段見ることができない場所を見せていただき、
とても貴重な経験ができました。
第3回目となる今回は、学習室の清掃だけでなく、
新しい活動もさせていただけたことで、
さらに充実したものになりました。
今後もボランティア活動を続けて参ります。
奨学生の皆さんの積極的な取り組みに期待しています!