前回に引き続き服部国際奨学財団の行事について紹介をします!
今回は行事の中から研修旅行について詳しくご紹介いたします。
服部国際奨学財団では、年に2回、
国内1泊2日の研修旅行の実施をしています。
旅行というのは楽しいものですが、
ただ観光や食事が楽しいだけの旅行にならないよう、
毎年事務局にて想いを込めて、
企画・実施をしています。
その土地ならではの特別な経験を通して
気づきや学びを得てもらうこと
他の奨学生との交流を通して絆を作っていただくこと
を主な目的としています。
毎年2回実施をするうちのどちらか1回に
奨学生全員が参加していただくようお願いをしており、
1回につき、70〜80名が参加します。
毎年異なる土地を訪れ、
様々なコンテンツにて実施をしておりますが、
財団らしさが現れている実施例を下記にて紹介していきます。
「特別な経験」「交流」「日本文化・歴史」「気づきや学び」
などが重要なキーワードです!
★【京都】京都国立博物館での貸切観覧・貸切立食パーティー(2018年)
閉館後の京都国立博物館を貸し切り、
博物館スタッフによる講演会、
展示物の観覧、
立食パーティーを行いました。
講演会と展示にて美術について学習をしていただいた後に、
立食パーティーにて、
他の奨学生・OBOG・事務局との交流をしていただきました。
パーティーは博物館のロビーという特別なロケーションで行われ、
普段はなかなかできないような経験をしていただきました。
パーティー以外には、
能舞台での能体験、
お寺での座禅体験など、
体験を通して京都を存分に楽しんでいただきました。
※こちら(過去のブログ記事)から詳細をご確認いただけます。



★【愛知岐阜】「チャンバラ合戦」でチームビルディング(2017年)
明治村の道場にてチャンバラ合戦を行いました。
チャンバラ合戦は企業にも採用されている、
チームビルディングのためのアクティビティです。
年齢・男女・国籍を問わず誰でも楽しめる
このチャンバラ合戦を通して
奨学生同士がより絆を深められれば・・・
という事務局の想いが込められています。
アクティビティは大盛り上がりでした!
アクティビティ終了後は、
明治村の自由散策でした。
重要文化財となっている建物の見学を通して、
歴史を感じていただきました。
この旅行が交流を促進するための手段であること、
楽しさだけではなく学びも必ず得てもらうことなど、
服部財団の研修旅行らしさがよく現れている一例です。



★【東京】夕食は屋形船で隅田川をクルージング、
日本庭園のあるホテルに宿泊(2016年)
ある年は屋形船でクルージングをしながら
夕食を食べていただきました。
東京というと日本中心で洗練された都会のイメージが強いですが、
屋形船からは普段とは違った東京を眺めることができました。
特別で貴重な経験ができたと大変好評でした。


宿泊先は美しい日本庭園が有名なホテルでした。
海外からの留学生が日本らしさを感じられるよう、
日本人学生も日本の良さを再発見してもらえるよう、
こういった工夫をしております。

以上が研修旅行についての紹介でした。
人生が豊かになるような体験をしていただきたいと考え、
想いを込めて企画・実施をしております。
もちろん今年も研修旅行を企画しておりますので、
奨学生の皆さんは楽しみにしていてください。
事務局一同も、皆さんとの交流を楽しみにしています!