新奨学生オリエンテーションを実施しました。

4月21日(日)に新奨学生のためのオリエンテーションが開催されました。

新奨学生が初めて顔を合わせる機会でした。

オリエンテーションでは、事務手続きの他、

・服部国際奨学財団の歴史について
・奨学生としての義務について
・年間行事について

など奨学生として知っていていただきたい重要事項を、
事務局からお話をさせていただきました。

新奨学生の皆さん、
しっかりとお話を聞いていただきありがとうございました。

また、学生同士の交流についても、本件の目的の1つです。
一人ずつの自己紹介タイムを設け、同期となるお互いのことを知っていただきました。

現役奨学生にもグループに入っていただき、
和気あいあいとした雰囲気で交流を深めていただき、
充実した1日となりました。

来月にはいよいよ証書授与式が行われます。
正式に服部奨学生としてお迎えをする機会です。
こちらも充実したものとなるよう、
事務局一同準備を進めて参ります。

財団行事の紹介:研修旅行

前回に引き続き服部国際奨学財団の行事について紹介をします!

今回は行事の中から研修旅行について詳しくご紹介いたします。

服部国際奨学財団では、年に2回、
国内1泊2日の研修旅行の実施をしています。

旅行というのは楽しいものですが、
ただ観光や食事が楽しいだけの旅行にならないよう、
毎年事務局にて想いを込めて、
企画・実施をしています。

その土地ならではの特別な経験を通して
気づきや学びを得てもらうこと

他の奨学生との交流を通して絆を作っていただくこと

を主な目的としています。

毎年2回実施をするうちのどちらか1回に
奨学生全員が参加していただくようお願いをしており、
1回につき、70〜80名が参加します。

毎年異なる土地を訪れ、
様々なコンテンツにて実施をしておりますが、
財団らしさが現れている実施例を下記にて紹介していきます。

「特別な経験」「交流」「日本文化・歴史」「気づきや学び」
などが重要なキーワードです!


★【京都】京都国立博物館での貸切観覧・貸切立食パーティー(2018年)

閉館後の京都国立博物館を貸し切り、

博物館スタッフによる講演会、
展示物の観覧、
立食パーティーを行いました。

講演会と展示にて美術について学習をしていただいた後に、
立食パーティーにて、
他の奨学生・OBOG・事務局との交流をしていただきました。

パーティーは博物館のロビーという特別なロケーションで行われ、
普段はなかなかできないような経験をしていただきました。

パーティー以外には、
能舞台での能体験、
お寺での座禅体験など、
体験を通して京都を存分に楽しんでいただきました。

こちら(過去のブログ記事)から詳細をご確認いただけます。



★【愛知岐阜】「チャンバラ合戦」でチームビルディング(2017年)

明治村の道場にてチャンバラ合戦を行いました。
チャンバラ合戦は企業にも採用されている、
チームビルディングのためのアクティビティです。

年齢・男女・国籍を問わず誰でも楽しめる
このチャンバラ合戦を通して
奨学生同士がより絆を深められれば・・・
という事務局の想いが込められています。
アクティビティは大盛り上がりでした!

アクティビティ終了後は、
明治村の自由散策でした。
重要文化財となっている建物の見学を通して、
歴史を感じていただきました。

この旅行が交流を促進するための手段であること、
楽しさだけではなく学びも必ず得てもらうことなど、
服部財団の研修旅行らしさがよく現れている一例です。

★【東京】夕食は屋形船で隅田川をクルージング、
日本庭園のあるホテルに宿泊(2016年)

ある年は屋形船でクルージングをしながら
夕食を食べていただきました。

東京というと日本中心で洗練された都会のイメージが強いですが、
屋形船からは普段とは違った東京を眺めることができました。

特別で貴重な経験ができたと大変好評でした。

宿泊先は美しい日本庭園が有名なホテルでした。
海外からの留学生が日本らしさを感じられるよう、
日本人学生も日本の良さを再発見してもらえるよう、
こういった工夫をしております。

以上が研修旅行についての紹介でした。

人生が豊かになるような体験をしていただきたいと考え、
想いを込めて企画・実施をしております。

もちろん今年も研修旅行を企画しておりますので、
奨学生の皆さんは楽しみにしていてください。

事務局一同も、皆さんとの交流を楽しみにしています!

服部国際奨学財団の年間行事

すっかり春らしくなりました!

新年度ということで、こちらのブログでも、
先週から「服部国際奨学財団の基本知識」についてご紹介をしております。

先週は服部国際奨学財団の概要について歴史を含めて
ご紹介をさせていただきました。

今週は服部国際奨学財団が大切にしている「行事」の実施について
大まかな年間スケジュール例をご紹介をさせていただきたいと思います。
※選考については後日詳しくご紹介させていただくため、
今回は除外をさせていただきます。今回のご紹介の範囲は、
「選考後に奨学生としてご参加いただく行事」に限定させていただきます。

★服部国際奨学財団における「行事」とは?(前提)
服部国際奨学財団がとても大切にしているのが、行事の実施です。
たくさんの行事を実施していることが、この財団の特徴とも言えます。
気づきや学びを得てもらうための機会、
他の奨学生と交流をしていただける機会を設けています。
「それらの機会を最大限に生かしてほしい」
「イベントをより有意義なものにしたい」という事務局の思いから、
奨学生の皆様には積極的なイベントへの参加をお願いしています。

奨学生の大学生活や、その後の人生を、
より充実したものにしてほしいという想いから
こういった行事を企画・実施しております。

★年間スケジュール例
※過去の実施実績に基づきご紹介いたします。
※今年度の確定スケジュールではございません。

~春~
オリエンテーション、奨学生証書授与式
※財団の奨学生としてお迎えする行事です。
事務連絡に加えて、奨学生としての心構えなどを事務局よりお話いたします。


※昨年の奨学生証書授与式での集合写真です。

~夏~
研修旅行1班
※1泊2日で研修旅行に参加していただきます。
観光・体験・研修を通して貴重な経験をしていただくとともに、
他の奨学生と交流をしていただきます。
(1班か2班のどちらかにご参加いただきます。)

~秋~
研修旅行2班
※1泊2日で研修旅行に参加していただきます。
観光・体験・研修を通して貴重な経験をしていただくとともに、
他の奨学生と交流をしていただきます。
(1班か2班のどちらかにご参加いただきます。)

※昨年度は京都で、能舞台での能体験・お寺での座禅体験などを行いました。

~冬~
就活セミナー、講演会、卒団式
※就活に役立つセミナーや、著名人をお招きして講演会を行います。
奨学同士の交流が図れるよう、講演会とともに食事会を開催することもあります。

※2018年度は、登山家の三浦 雄一郎さんのお話を聞いていただく機会がありました。

~年間を通して~
研究発表会
※研究発表会は、年間を通して複数回行います。
毎回数名の奨学生にご協力いただき、
登壇してご自身の研究内容についてお話いただきます。
他の奨学生から刺激をもらう良い機会となっています。

その他、新しい企画も検討しております!
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少し具体的なイメージをしていただけましたでしょうか?
服部国際奨学財団は、経済的な支援を行うことのみ留まらず、
様々な形で奨学生の力になれるような存在でありたいと考えています。
現役の奨学生やOBOGの皆さんからは、
財団の行事に参加して貴重な経験ができた、
財団で生涯大切にしたい繋がりができた、
など嬉しい声を聞かせていただくこともあります!

以上が行事の年間スケジュール例のご紹介でしたが、
次回は上記の中から研修旅行を取り上げ、
より詳しくご紹介をさせていただきたいと思います。

昨年作成を致しました10周年記念動画もよろしければご覧ください。
前回のブログで紹介させていただいた財団の歴史、
財団の行事に関する奨学生の声など、
ブログの記事に関連する内容をご覧いただけます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

服部国際奨学財団の歴史

2019年度が始まりました!
本年度は皆様に財団について知っていただくため、
ブログをたくさん更新していく予定です!

継続してブログを更新していきますが、
2019年度の初回となる今回は・・・
「服部国際奨学財団とはどんな団体なのか。」
「服部国際奨学財団はどのようにしてできたのか。」
についてご紹介をさせていただきます。

服部国際奨学財団とは・・・?

月額10万円の給付型奨学金(返済不要)で、
国の認可を受けて大学生・大学院生を支援をしている公益財団法人です。

服部国際奨学財団の活動は、
学生への奨学金の給付による経済的な支援に留まりません。

就職活動に役立つセミナー、奨学生による研究発表会、
著名人をお招きして開催する講演会、1泊2日の研修旅行など、
学びの機会や、他の奨学生との交流の機会を多く設けています。

奨学生の大学生活や、その後の人生が充実したものとなることを願い、
夢に向かって努力を続ける学生を様々な方法で支援しています。

服部国際奨学財団の奨学生になるためには、
毎年度実施をしている選考にて、
経済的な理由により志望大学への進学が困難であること、
服部国際奨学財団の奨学生に適した人材であることが認められることが必要です。

※選考は大学受験を控えた国公立高校の3年生(現役生)、
大学生・大学院生を対象としています。
また、財団の指定する大学へ進学される方、
在籍されているの方が対象となります。
詳細はホームページをご確認ください。
【高校生の方】http://www.hattori-zaidan.or.jp/highschool/index.html
【大学生の方】http://www.hattori-zaidan.or.jp/university/index.html

※選考のフローや服部財団が求める人材像については、
今後ホームページやブログで順次詳細を掲載していく予定です。

★服部国際奨学財団の歴史

昨年2018年で10周年を迎えた当財団の歴史を振り返ります。

2008年11月、
故服部太 株式会社ユー・エス・エス代表取締役会長により、
私財を投じて設立されました。

設立当初の目的は、
アジア諸国を中心とした諸外国からわが国の大学等に留学する優秀な学生に対し、
経済的な援助を行い、わが国と諸外国との友好親善に寄与することでした。

服部国際奨学財団の「国際」という言葉背景には、設立目的に関連がありました。

そして2012年8月、
財団法人から公益財団法人へ移行し、
日本人学生の支援を開始しました。

2014年度からは、
優秀でありながら経済的理由により就学困難な、
愛知・岐阜・三重県の国公立高校の高校生への大学進学支援を開始しました。

設立以降、設立者の思いを受け継いで学生への支援を続け、
2018年4月時点で、OBOGを含めた服部財団の奨学生は累計502名となりました。

現在も、たくさんの日本人学生・留学生が服部財団の支援を受けています。

※奨学生の声については、こちらから詳細をご覧ください。
http://www.hattori-zaidan.or.jp/dream/index.html


★2009年6月9日 第一回交流会にて
設立から約半年後の服部財団です。
当時の奨学生を交流会に招待し、
創設者服部太をはじめとする当財団の役員と交流していただきました。
この交流会は現在も研修旅行へと形を変えて毎年実施されています。
創設当初からずっと、服部国際奨学財団は交流を大切にしています。


★2018年12月2日 研究発表会にて
現在の服部国際奨学財団です。
昨年の研究発表会には約120名の奨学生が出席され、
6名の学生に自身の研究内容の発表をいただきました。
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今回は、財団の基礎知識と言える部分をご紹介をさせていただきました。

財団の活動について、求める人材像について、選考について、
財団のことを知っていただけるよう今後も更新して参ります!