今回が第2回になります、服部奨学生の紹介です。
服部奨学生がどのような学生生活を送っているか、
是非読んでみてください!
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名古屋市立大学 人文社会学部・現代社会学科 3年
第9期奨学生・庄野菜々夏
私は大学で、福祉学・地方自治論・ジェンダー論・労働学など、社会問題全般を幅広く扱った分野を学んでいます。私は、その中でも特にまちづくりや地方自治に興味があり、現在は地方自治論を専門とする先生のもと、地域の方との交流やまちづくりワークショップへの参加など、アウトワーク中心の活動に力を入れています。
また、障害者問題研究会という知的障害者の方々と一緒におでかけ・料理・ゲームなどを行う部活動に所属しており、個性豊かな仲間たちとともに毎月楽しく活動しています。この部活動では、公共交通機関・公共施設等の不便な点に気づくことができたり、車椅子利用の際の大変さを知ったりと、他の人の視点で社会を見ることで、普段の生活では気づくことができない多くのことを学ばせてもらっています。
昨年の8月には大学のプログラムを通じてドイツ留学をする機会を得ることができ、約3週間の海外生活を体験しました。初めての海外ということで出発までの手続きや現地での生活、文化の違いなど不安なことばかりでしたが、現地の学生たちに助けてもらいながら日本ではできない経験を沢山させていただきました。
服部国際奨学財団の一員としては、昨年度の千葉・東京での研修旅行でJALの工場見学をしたことがとても心に残っています。ドイツ留学に行った直後ということもあり、飛行機について関心を持っていたことや、個人的に行って見学できる場所ではないこと、工場の規模が非常に大きかったことなどから、とても大きな衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えています。研修旅行では毎回日本の文化に触れられるような経験をすることができ、その経験を共にすることで奨学生同士の仲が深まって行くことを実感しているので、とても貴重な2日間だと感じています。今年はどこに行けるのか、どんな奨学生と新たな繋がりを持つことができるのかとても楽しみです!
研修旅行「JAL工場見学」にて。
ここまで紹介して来たように、大学生活ではありがたいことに沢山の経験や知識を積ませていただいています。そのため、将来はこれらの成果を活かし、行政の人間として困っている人の生活を少しでも支えられるような仕事をしたいと思っています。私が今まで周りの人にしてきてもらったように、今度は私自身が助けを必要としている人に手を差し伸べれるような存在になりたいです。
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研修旅行は事務局が力を入れて実施している行事の1つですので、
奨学生が楽しみにしてくれていることをとても嬉しく思います。
庄野さんが引き続き充実した大学生活を送られることを応援しています!